おすすめグランドカバー|写真と特徴から自分好みの植物を探す

グランドカバー グランドカバー

グランドカバーには、たくさんの種類があります。

芝生のように庭一面を覆う植物もあれば、日陰で育ちやすい植物、花がきれいな植物、葉を楽しむ植物など、それぞれ特徴が違います。
最初から条件だけで絞り込もうとすると、そもそもどんな植物があるのか分からず、選びにくいこともあります。

そこでこの記事では、まず写真や雰囲気を見ながら「これが好き」と思える植物を探すことを目的に、グランドカバーの候補を25種類紹介します。

なお、グランドカバーに使える植物は、この25種類だけではありません。
条件別の記事では、それぞれの条件に合う植物として、ここで紹介していないものも候補に加えています。

すべての植物が、すべての庭におすすめというわけではありません。
気になる植物についてさらに詳しく知りたい場合は、それぞれの植物の「基本情報と育て方」で、特徴や管理方法などをまとめて紹介します。

我が家で実際に育てたことがある植物については、参考になる範囲で実体験も紹介します。

※草丈や広がり方、冬の状態などは、品種や地域、栽培環境によって変わります。ここでは植物を探すための目安として紹介しています。

庭一面を覆いたいときに候補になるグランドカバー

高麗芝

高麗芝
項目特徴
日照日向
草丈低い
広がり普通
冬茶色く休眠
花目立たない
開花時期5~6月頃
向く場所庭一面・歩く場所

日本の庭で昔から使われている代表的な芝生で、芝生らしい景観を作りたい場合に有力な選択肢です。
我が家でも実際に庭へ張って育てたことがあります。

→高麗芝の育て方|芝生の手入れ・冬の姿・TM9との違い

クラピア

クラピア
項目特徴
日照日向
草丈低い
広がり速い
冬褐色になって休眠
花小さな花
開花時期5~10月頃
向く場所広い地面・雑草を減らしたい場所

地面を這うように速く広がり、広い範囲を覆いたい場合に候補になります。
我が家でも本格的にグランドカバーとして育てたことがあります。

→ クラピアの特徴と育て方|高麗芝から植え替えて分かった手入れと注意点

ディコンドラ(ダイカンドラ)

ディコンドラ
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり普通~速い
冬寒さや霜で傷むことがある
花目立たない
開花時期4~8月頃
向く場所あまり歩かない場所・自然な庭

丸みのある小さな葉が地面を覆い、芝生とは違った柔らかく自然な雰囲気を作れる植物です。

→ ディコンドラ(ダイカンドラ)の育て方|半日陰のグランドカバーに使える?特徴と注意点

日陰の庭で候補になるグランドカバー

タマリュウ

タマリュウ
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈低い
広がりゆっくり
冬葉を残す
花目立たない
開花時期7~8月頃
向く場所日陰・樹木の下・飛び石周辺

細い葉が密に茂り、日陰の地面を落ち着いた緑で覆いたい場合に使いやすい植物です。

→ タマリュウの特徴と育て方|日陰のグランドカバーや駐車場目地にも使える?

リュウノヒゲ

リュウノヒゲ
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈低い
広がりゆっくり
冬葉を残す
花小さな花
開花時期7~8月頃
向く場所日陰・和風の庭・樹木の下

細長い葉が株状に育ち、日陰や樹木の下などを緑で覆いたい場合に候補になります。

→ リュウノヒゲの特徴と育て方|日陰のグランドカバーに使える?タマリュウとの違いも紹介

ヤブラン

ヤブラン
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈やや高め
広がりゆっくり
冬葉を残す
花紫系
開花時期8~10月頃
向く場所日陰・樹木の下・縁取り

グランドカバーとしては少し高さがありますが、複数株を配置して地面を覆う使い方ができます。
我が家では日陰の植物としてフイリヤブランを育てています。

→ ヤブランの育て方|日陰や狭い場所にも使いやすい常緑多年草

フッキソウ

フッキソウ
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈低~中
広がり普通
冬常緑
花白い小花
開花時期3~5月頃
向く場所日陰・樹木の下

日陰で地面を緑にしたいときに候補になる常緑植物で、葉を中心に落ち着いた景観を作れます。
我が家でも日陰で斑入りフッキソウを育てています。

→ フッキソウの育て方|日陰のグランドカバーとしての特徴・広がり方

アジュガ

アジュガ
項目特徴
日照半日陰中心
草丈低い
広がり普通~速い
冬葉を残すが変化あり
花青紫・ピンク・白など
開花時期4~5月頃
向く場所半日陰・花壇の縁

葉だけでも観賞でき、春には花穂を立ち上げて花を咲かせるため、葉と花の両方を楽しめます。
我が家でも育てたことがあります。

→ アジュガの育て方|半日陰のグランドカバーに使いやすい?植え場所や広がり方

花を楽しみたいグランドカバー

シバザクラ

シバザクラ
項目特徴
日照日向
草丈低い
広がり普通
冬葉を残す
花ピンク・白・紫など
開花時期4~5月頃
向く場所日向・斜面・花壇の縁

春に地面を覆うようにたくさんの花を咲かせ、花の時期の華やかさが大きな魅力です。
我が家ではプランターで育てています。

→ シバザクラの育て方|グランドカバーにする前に知っておきたい広がり方と管理

クリーピングタイム

クリーピングタイム
項目特徴
日照日向
草丈低い
広がり普通~速い
冬茶色っぽく変色することがある
花ピンク・紫系
開花時期4~6月頃
向く場所日向・石の周辺・花壇の縁

地面を這うように広がるタイムの仲間で、小さな葉と花を楽しめます。
レンガや石材とも合わせやすい植物です。

→ クリーピングタイムの育て方|グランドカバーでの広がり方・踏圧・夏の蒸れ対策

タピアン

タピアン
項目特徴
日照日向中心
草丈低い
広がり速い
冬寒さで姿が変化
花紫・ピンク・白系
開花時期4~11月頃
向く場所日向・広い場所・花を楽しみたい場所

地面を覆うように速く広がり、長い期間花を楽しめるため、花と地面の被覆を両方求める場合に候補になります。

→ タピアンの育て方|花を楽しむグランドカバーの広がり方・冬越し・手入れ

ベロニカ・オックスフォードブルー

ベロニカオックスフォード
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり普通
冬葉色が変化することがある
花青
開花時期3~5月頃
向く場所花壇の縁・石やレンガ周辺

鮮やかな青い花が魅力で、低く広がるため、花壇の縁や石・レンガの周辺などにも合わせやすい植物です。

→ ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方|青い花が広がるグランドカバー

ヒメツルソバ

ヒメツルソバ
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり速い
冬花が咲くことも地上部が枯れることもある
花ピンク系
開花時期4~11月頃
向く場所石の隙間・自然に広げたい場所

丸いピンク系の小花を咲かせながら自然に広がり、少しラフでナチュラルな景色を作りやすい植物です。

→ ヒメツルソバの育て方|グランドカバーに使える?増えすぎる性質や冬の姿も解説

エリゲロン

エリゲロン・カルビンスキアヌス
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低~中
広がり普通
冬地域や環境で変化
花白~ピンク
開花時期5~11月頃
向く場所花壇の縁・石垣・自然な庭

白からピンクへ変化して見える小さな花を次々に咲かせ、自然な庭の景色を作りたい場合に向いています。

→ エリゲロンの育て方|白からピンクに変わる花の魅力と広がり方

ツルハナシノブ

ツルハナシノブ シアウッドパープル
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり普通
冬葉を残すことがある
花紫・青紫・白系など
開花時期4~5月頃
向く場所花壇の縁・半日陰

低く広がり、春に紫や青紫系などの花を楽しめる植物です。
我が家では「シアウッドパープル」を鉢植えで育てています。

→ ツルハナシノブの育て方|半日陰にも使える花咲くグランドカバー

葉を楽しみたいグランドカバー

セダム類

※ゴールデンカーペットの画像

ゴールデンカーペット
項目特徴
日照日向中心
草丈低い
広がり種類による
冬種類による
花種類による
開花時期種類による
向く場所乾燥気味の場所・石や鉢周辺

セダムには多くの種類があり、低く広がるものはグランドカバーとして利用できます。葉色や草姿も種類によってさまざまです。
我が家ではゴールデンカーペットを育てています。

→ セダムの特徴と育て方|庭植え・グランドカバーで楽しむポイント

リシマキア・ヌンムラリア

リシマキア・ヌンムラリア・オーレア
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり速い
冬寒さで変化
花黄色
開花時期5~6月頃
向く場所半日陰・湿り気のある場所

丸い葉をつけながら地面を這うように広がり、明るい葉色の品種は庭に明るさを加える植物としても使えます。

→ リシマキア・ヌンムラリアの育て方|グランドカバーでの広がり方や日陰・乾燥の注意点

ハツユキカズラ

ハツユキカズラ
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低~中
広がり普通
冬葉を残す
花目立たない
開花時期5~6月頃
向く場所花壇の縁・葉色を楽しむ場所

白、ピンク、緑が混ざったような葉色が特徴で、花よりも葉色を楽しむグランドカバーとして使えます。

→ハツユキカズラの育て方|地植え・鉢植えの違いと広がり方、葉色を楽しむコツ

斑入りグレコマ(バリエガータ)

斑入りグレコマ バリエガータ
項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低い
広がり速い
冬寒さで変化
花紫系
開花時期4~5月頃
向く場所半日陰・自然に広げたい場所

ほふく茎を伸ばして地面を覆い、斑入り葉の明るい雰囲気を楽しめる植物です。

→ グレコマ(斑入り・バリエガータ)の育て方|明るい斑入り葉を楽しむグランドカバー

ラミウム(マクラツム)

ラミウム・マクラツム
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈低い
広がり普通~速い
冬寒さで姿が変化
花ピンク・紫・白系
開花時期4~6月頃
向く場所半日陰・日陰・葉色を楽しむ場所

銀色がかった葉や斑入り葉などが美しく、半日陰や日陰を明るく見せながら花も楽しめる植物です。

→ラミウム(マクラツム)の育て方|半日陰で楽しむ斑入り葉のグランドカバー

ヒューケラ

※種類によって色は異なります。画像はヒューケラ・キャラメルです。

ヒューケラ
項目特徴
日照半日陰中心
草丈低~中
広がりゆっくり
冬葉を残しやすい
花白・ピンク・赤系など
開花時期5~7月頃
向く場所半日陰・カラーリーフを楽しむ場所

葉色の種類が豊富なカラーリーフで、複数株を配置して土を隠しながら色のある景色を作れます。

→ ヒューケラの育て方|半日陰を彩るカラーリーフ・品種選びと夏越しのポイント

つるや枝葉で地面を覆うグランドカバー

ヘデラ(アイビー)

ヘデラ
項目特徴
日照日向~日陰
草丈低く這う~つる状
広がり速い
冬常緑
花観賞目的ではない
開花時期9~12月頃
※グランドカバーでは基本的に開花しない
向く場所日陰・広い場所・壁際

つるを伸ばしながら地面を覆い、日陰にも比較的対応しやすい常緑の植物です。

→ ヘデラ(アイビー)の育て方|常緑の魅力と地植え・グランドカバーの注意点

ツルニチニチソウ

※画像は斑入りツルニチニチソウ(バリエガータ)です。

ツルニチニチソウ
項目特徴
日照半日陰~日陰
草丈低~中
広がり速い
冬常緑
花青紫・白など
開花時期3~5月頃
向く場所半日陰・日陰・広がってもよい場所

つるを伸ばしながら広がり、斑入りの葉と花の両方を楽しめる植物です。
我が家でも鉢植えで育てたことがあります。

→ ツルニチニチソウの育て方|半日陰のグランドカバーにも使えるが広がりすぎには注意

ほふく性ローズマリー

ほふく性ローズマリー
項目特徴
日照日向
草丈低~中
広がり枝を横へ伸ばす
冬常緑
花青紫系
開花時期11~5月頃
向く場所日向・乾燥気味の場所・斜面

立ち上がるローズマリーとは違い、枝を横方向へ伸ばすため、斜面などで枝が広がったり垂れたりする姿を楽しめます。
我が家ではプロストラータスを育てています。

→ ほふく性ローズマリーの育て方|グランドカバー・下草としての使い方も解説

ゴールデンモップ

項目特徴
日照日向~半日陰
草丈低木
広がりゆっくり
冬葉を残す
花なし
向く場所明るい葉色を生かしたい場所

一般的なグランドカバーとは少し違いますが、横方向にも枝葉を広げる常緑低木です。
我が家では、枝葉で地面を覆うグランドカバーとして使っています。

→ゴールデンモップの育て方|黄金色の葉と5年間育てた大きさ・広がりを紹介

25種類を見て、まず気になる植物を見つけよう

ここで紹介した植物には、それぞれかなり違った特徴があります。

芝生らしい景色を作る高麗芝

早く地面を覆うクラピア

日陰で使いやすいフッキソウやタマリュウ

春に一面の花を楽しめるシバザクラ

葉色を楽しめるヒューケラやハツユキカズラ

冬にも葉を残す植物

自然に広がる植物

まずは
「この植物を庭に植えてみたい」
と思える候補を見つけてみてください。

そのあとで、自分の庭の条件に合うかを確認していきます。

気になる植物が見つかったら、個別の記事で特徴や育て方を詳しく確認し、条件別の記事でほかの候補とも比較してみてください。

グランドカバーシリーズ

グランドカバーは、見た目だけでなく、日当たりや踏圧、冬の姿、雑草対策など、庭の条件によって向いている植物が変わります。
このシリーズでは、さまざまな角度からグランドカバーの選び方を紹介しています。

①グランドカバー ガイド|庭に合う植物の選び方とおすすめの探し方

②おすすめグランドカバー|写真と特徴から自分好みの植物を探す(当記事)

③芝生の代わりになるグランドカバー|踏める植物を比較

④日陰・半日陰に強いグランドカバー|日照条件から選ぶ

⑤花がきれい・おしゃれなグランドカバー|見た目から選ぶ

⑥冬もきれいなグランドカバー|常緑性と冬の姿を比較

⑦雑草対策になるグランドカバー|草むしりと手入れを減らす選び方

⑧グランドカバーで後悔しないために|増えすぎ・撤去・よくある失敗

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