クラピアの特徴と育て方|高麗芝から植え替えて分かった手入れと注意点

クラピア 植物ガイド

クラピアは、地面を這うように広がり、緑のカーペットをつくるグランドカバーです。
広がるスピードが速く、芝生より刈り込み回数を減らしやすいことから、芝生の代わりや雑草対策としても利用されています。

ただし「芝生より管理が楽」と「ほとんど手入れがいらない」は同じではありません。

我が家では高麗芝からクラピアへ植え替えて育てましたが、あまり手入れをしなかったため、期待したほど密な状態にはなりませんでした。
冬に褐色になる姿もあまり好みではなく、管理すること自体も面倒になったため、最終的にはやめています。

一度はすべて処分したつもりでしたが、一部が生き残っていたため、現在は「いつかまた使うかもしれない」とポットに植えて残しています。

クラピアは、条件と管理が合えば優秀なグランドカバーです。
ただ、植えっぱなしできれいな状態を維持したい人には、必ずしも向いているとはいえません。

  1. クラピアの特徴と基本情報
    1. 基本情報・育て方早見表
  2. クラピアはどんなグランドカバー?
    1. 横へ速く広がる
    2. 密に育てることで雑草を抑えやすい
    3. 踏まれる場所にも使える
    4. 小さな花も楽しめる
    5. ヒメイワダレソウとは同じものではない
  3. クラピアの季節による姿の変化
  4. クラピアの主な品種|K7・K5・K3の違い
    1. K7
    2. K5
    3. K3
    4. どれを選べばよい?
  5. クラピアの育て方
    1. 日当たり・植え場所
    2. 用土
    3. 植え付け前に雑草を取り除く
    4. 植え付け
    5. 水やり
    6. 肥料
    7. 刈り込み
    8. 縁切り
    9. エアレーション
    10. 夏越し・冬越し
    11. 増え方と登録品種としての注意
    12. 病害虫
  6. クラピアは本当に高麗芝より手入れが楽?
  7. クラピアを庭に植える前に知っておきたいこと
    1. 冬の景観は大きく変わる
    2. 雑草取りが完全になくなるわけではない
    3. 広がってほしくない場所では縁切りが必要
    4. 数年後もきれいに維持するには管理が必要
    5. 撤去したつもりでも我が家では一部が残った
  8. 高麗芝からクラピアへ植え替えた我が家の場合
  9. クラピアのよくある疑問・心配
    1. クラピアは植えっぱなしでも大丈夫?
    2. クラピアは雑草を完全に防げる?
    3. クラピアは冬に枯れる?
    4. クラピアは日陰でも育つ?
    5. クラピアは高麗芝より手入れが楽?
    6. クラピアは増えすぎる?
    7. クラピアとヒメイワダレソウは同じ?
  10. まとめ|クラピアが向いている人・向いていない人
  11. グランドカバーシリーズ

クラピアの特徴と基本情報

クラピアは、日本に自生するイワダレソウを原種として品種改良された多年生のグランドカバーです。

地面を這う匍匐茎を伸ばし、地表を横方向へ覆っていきます。
現在流通している主な品種にはK7・K5・K3があります。

基本情報・育て方早見表

項目内容項目内容
分類多年生グランドカバー冬の状態休眠して褐色になる
草丈低く這う。K3はK7・K5より高め。刈り込みや日照でも変化広がり方匍匐茎で地表を広く覆う
植栽密度9cmポット苗は平地4株/㎡が基本花期5~9月頃
花色白~ピンク(品種による)日照日当たりを好む
半日陰条件次第で生育可能だが、低く密に育てるなら十分な日照が望ましい真夏の日差し強い。通常は遮光不要
耐暑性強い耐寒性比較的強い。越冬の目安は最低気温-10℃程度まで
乾燥活着後の地植えは比較的強い過湿苦手。水はけの悪い場所は避ける
土壌排水性と適度な保水性のある土水やり活着までは必要。被覆後は極端な乾燥時を除き原則不要
肥料土壌・生育状態を見て控えめに施す植え付け4~9月頃。早めに植えるほど冬までに被覆させやすい
植え替え地植えでは定期的な植え替えは基本的に不要刈り込み年1~2回程度が基本。低く密にするなら回数を増やす
縁切りはみ出した匍匐茎を必要に応じて処理踏圧ある程度耐えられる
地植え◎ グランドカバーとしての基本的な利用方法鉢植え育てられるが、グランドカバーとしては地植え向き
雑草抑制密に被覆すれば期待できる病害虫比較的丈夫だが、過湿・蒸れなどによる生育不良に注意

※生育時期や草丈、冬の休眠状態などは、地域・日照・土壌・管理によって変わります。

クラピアはどんなグランドカバー?

横へ速く広がる

クラピアの大きな特徴は、生育期に地表を覆う速さです。

K7・K5の場合、5~7月頃に平地へ1㎡あたり4ポット植えれば、条件がよい場合は2~3か月程度で地表を覆うことが目安とされています。

K3も平地では4ポット/㎡が基本です。
ただし、K7・K5より横への広がりがやや遅いため、早く被覆させたい場合は植栽密度を上げる方法もあります。

高麗芝のように地下茎で広がるのではなく、地表を這う匍匐茎が伸び、地面に接しながら広がっていきます。

密に育てることで雑草を抑えやすい

クラピアは、茎葉が重なって地表を覆うことで、雑草の侵入を抑えやすくします。

ただし、植えれば雑草がなくなるわけではありません。
全面を覆うまでの間には雑草取りが必要で、密度の低い部分には雑草が入り込むこともあります。

雑草抑制を期待する場合にも、まずクラピア自体をしっかり育てることが重要です。

踏まれる場所にも使える

全面を覆った後なら、ある程度踏まれる場所でも利用できます。

適度に踏まれることで葉が小さくなり、緻密なマット状になりやすい特徴もあります。

ただし、強い踏圧を受け続ける場所に万能というわけではありません。
人が頻繁に同じ場所を歩く通路などでは、別に動線をつくることも考えた方がよいでしょう。

小さな花も楽しめる

5~8月頃には小さな花を咲かせます。
花を残して楽しむこともできますし、刈り込みを増やして花を減らし、低く密なグリーンカーペットに近づけることもできます。

ヒメイワダレソウとは同じものではない

クラピアとよく似た植物に、ヒメイワダレソウ(リッピア)があります。

クラピアはイワダレソウをもとに品種改良された植物で、一般に流通するヒメイワダレソウとは同じものではありません。
なお、K5は在来種イワダレソウの改良品種とヒメイワダレソウを交配して育成されています。
見た目が似ているため、購入するときはK7・K5・K3など品種名まで確認すると確実です。

クラピアの季節による姿の変化

クラピア

クラピアを植える前に確認しておきたいのが冬の姿です。

春に気温が上がると芽吹き、生育期には旺盛に横へ広がります。
5~8月頃には花が咲き、夏は緑のグランドカバーとして楽しめます。

一方、クラピアは一年中同じ緑を維持する常緑のグランドカバーではありません。
気温が下がると休眠へ向かい、関東では冬に地上部が褐色になるのが一般的です。
春になれば再び芽吹きます。

我が家で育てたときも、私はこの冬の姿をあまりきれいだとは感じませんでした。

グランドカバーは庭の中で占める面積が大きくなりやすいため、生育期だけでなく冬に庭がどう見えるかまで考えて選んだ方がよいと思います。

クラピアの主な品種|K7・K5・K3の違い

現在、国内で流通しているクラピアの主な品種はK7・K5・K3です。

品種花色葉広がり方・草姿選ぶポイント
K7白深い緑生育旺盛・花数少なめ緑のカーペットを重視
K5薄ピンク淡い緑生育旺盛・K7より花が多い緑と花を両方楽しみたい
K3ピンク丸く大きめ・淡い緑広がりはやや遅く、草丈高めピンク花や厚みのある被覆を重視

K7

白花で、葉は深い緑です。K5より花数が少なく、生育は旺盛です。
花より緑のカーペットとしての見た目を重視する場合に選びやすい品種です。

K5

薄いピンク色の花を咲かせ、K7より花数が多い品種です。葉は淡い緑色で、生育は旺盛です。
クラピアらしい横への広がりを生かしながら、花も楽しみたい場合に選びやすいでしょう。

K3

ピンク色の花と、丸く大きめの葉が特徴です。K7・K5より広がるスピードは遅めですが、草丈が高めで厚い層をつくります。花色だけでなく、草姿にも違いがある品種です。

どれを選べばよい?

低く広がる緑を重視するならK7、薄いピンクの花も楽しみたいならK5、よりはっきりしたピンク花や厚みのある草姿を楽しみたいならK3が分かりやすい選び方です。

実際の密度や草丈は、品種だけでなく日照、土壌、刈り込みなどによっても変わります。

クラピアの育て方

日当たり・植え場所

クラピアは日当たりを好みます。

生育には最低でも1日3時間程度の日照が一つの目安とされています。
ただし、これは低く密なグリーンカーペットに仕上げるための理想的な条件という意味ではありません。

日照不足では広がりが遅くなり、日を求めて草丈が高くなりやすいため、低く密な状態に仕上げたい場合は、できるだけ日当たりのよい場所が向いています。

また、背丈の高い植物や雑草によって日陰になる場所でも生育が悪くなるため、周囲の植栽にも注意します。

暑さや強い日差しには比較的強く、十分に根付いた地植え株なら、関東の一般的な庭で真夏に遮光する必要は通常ありません。

用土

排水性がよく、適度な保水性のある土が向いています。

水はけの悪い場所では生育が悪くなることがあります。
一方、砂質で肥料分や水分を保持しにくい土では、植え付け前の土壌改良を検討します。

広い面積へ植える植物なので、植え付け後よりも事前の土づくりが重要です。

植え付け前に雑草を取り除く

雑草対策としてクラピアを植える場合でも、植え付け前の除草は必要です。

既存の雑草が多く残っていると、クラピアが地面を覆う前に競合します。
特に地下部から繰り返し再生する強い雑草がある場合は、できるだけ取り除いてから植え付けます。

「雑草を抑える植物だから、雑草の上から植えればよい」というわけではありません。

植え付け

クラピアの植え付けは4~9月頃が一つの目安です。
なかでも春から初夏に植えると、冬の休眠までに広がる期間を長く確保できます。

K7・K5では、5~7月頃に平地へ1㎡あたり4ポット植えた場合、条件がよければ2~3か月程度での被覆が一つの目安です。

K3も平地では4ポット/㎡が基本ですが、横への広がりがやや遅いため、早く覆いたい場合は植栽密度を上げる方法もあります。

苗数を減らせば初期費用は抑えられますが、全面被覆まで長くなり、その間の雑草管理も必要になります。

真夏に植え付けることもできますが、植え付け直後はまだ根が十分に張っていないため、乾燥させないよう水やりに注意します。

水やり

植え付け直後は、根付くまで水やりが必要です。

十分に根付き、地表を覆った後の地植えでは、通常は自然の雨を中心に管理できます。
ただし、植え付け直後の猛暑や長期間雨が降らない場合などは、土の状態を見て水を与えます。

反対に、水の与えすぎや水はけの悪い状態にも注意します。

肥料

植え付け時には元肥を使用し、その後は土壌と生育状態を見ながら追肥します。

肥料分の少ない土では生育が鈍ることがありますが、肥沃な土地で必要以上に肥料を与えると過繁茂になり、刈り込みなどの管理が増えることがあります。

クラピアは肥料を多く与えるほど管理が楽になる植物ではないため、葉色や広がり方を見ながら控えめに調整します。

刈り込み

クラピアを低く密な状態にするうえで、特に重要なのが刈り込みです。

刈り込むことで分枝が進み、密度が高くなります。
反対に、一度も刈り込まず伸ばし続けると、分枝が少なく目の粗い状態になりやすくなります。

全面を覆った後の梅雨前~夏が刈り込みに適した時期です。
健全な生育を維持するためには年1~2回程度が基本的な目安ですが、低く緻密なグリーンカーペットを目指すなら刈り込み回数を増やします。

秋遅くに刈り込むと、冬の休眠までに再び全面を覆えない場合があります。
関東では9月上旬頃までを一つの目安にするとよいでしょう。

我が家ではあまり手入れをしなかったため、期待していたほど密にはなりませんでした。
今振り返ると、刈り込み不足も一因だったと考えられます。

縁切り

クラピアは地表で匍匐茎が旺盛に伸びます。
花壇や通路などへ伸びた場合は切り戻します。
広げたい場所と広げたくない場所を、植える前に決めておくと管理しやすくなります。

エアレーション

クラピアを長期間育てていると、踏圧などによって土が締まり、水はけや根への酸素供給が悪くなることがあります。

2年目以降は、土が締まったり生育が悪くなったりした場合など、状態を見ながら土へ穴を開けて空気を入れるエアレーションを行うと、健全な生育を維持しやすくなります。

毎年必ず行う作業というより、長く育てるなかで土壌や生育状態に応じて検討する管理の一つです。

夏越し・冬越し

暑さには強く、関東の一般的な庭では夏越しのための特別な遮光などは通常必要ありません。

一方、冬は気温の低下とともに休眠し、関東では地上部が褐色になるのが一般的です。
春に気温が上がると再び芽吹きます。

越冬できる一つの目安は冬の最低気温が-10℃程度までです。
寒冷地では休眠期間も長くなるため、地域の気温や積雪などの条件も考えて利用します。

増え方と登録品種としての注意

クラピアは、植えた場所では匍匐茎を伸ばして自然に広がっていきます。

一方、クラピアは登録品種のため、無断で増殖した苗や茎などを譲渡したり、許可されていない方法で利用したりすることはできません。
詳しく知りたい方は、対象品種の現在の登録状況と育成者権者が示す条件を確認してください。

病害虫

クラピアは比較的丈夫ですが、病害虫と無縁ではありません。

日照不足や風通しの悪さ、過湿や蒸れなどは病気が発生しやすくなる原因になります。
まれにうどんこ病などが見られることもあります。

休眠期ではないのに一部分だけ急に枯れたり、生育が極端に悪くなったりした場合は、水不足だけでなく、過湿、土壌環境、病害虫など複数の原因を確認します。

クラピアは本当に高麗芝より手入れが楽?

高麗芝と比較すると、クラピアには管理を減らせる部分があります。

上方向への伸びが少ないため芝生ほど頻繁な刈り込みを必要とせず、十分に被覆した後は地植えなら定期的な水やりもほとんど必要ありません。

その意味では、芝生より管理負担を減らせるグランドカバーです。

一方、低く密な状態をつくるためには刈り込みが有効で、全面被覆までは雑草取りが必要です。植栽範囲からはみ出せば縁切りもします。

つまり

「芝生より管理を減らしやすい」ことと「手入れがいらない」ことは別です。

実際に両方を育てた経験からは「芝生の管理を少し楽にしたい人」には候補になりますが「グランドカバーにはほとんど手をかけたくない人」にはおすすめしにくいと感じています。

クラピアを庭に植える前に知っておきたいこと

冬の景観は大きく変わる

冬には休眠して地上部が褐色になります。
一年中緑のグランドカバーを求めている場合は、この点を理解したうえで選ぶ必要があります。

雑草取りが完全になくなるわけではない

密に地表を覆うことで雑草を抑えやすくなりますが、完全に生えなくなるわけではありません。
特に全面被覆するまでの期間は、クラピアの生育を邪魔しないよう雑草管理が必要です。

広がってほしくない場所では縁切りが必要

地表の匍匐茎は旺盛に伸びるため、花壇などとの境界では、はみ出した茎を処理する必要があります。
植える前に「どこまで広げるか」を考えておくと、その後の管理がしやすくなります。

数年後もきれいに維持するには管理が必要

クラピアは地面を覆ったら管理が終わる植物ではありません。

数年育てる場合も、低く密な状態を維持するための刈り込み、植栽範囲からはみ出した部分の縁切り、入り込んだ雑草の除去などは続きます。

また、踏圧などで土が締まって生育が悪くなった場合には、エアレーションなどの管理が必要になることもあります。

どこまで手をかけるかによって景観は変わるため、植え付け時の広がる速さだけでなく、数年後もその面積を管理できるかまで考えておくことが大切です。

撤去したつもりでも我が家では一部が残った

我が家ではクラピアをやめる際、すべて処分したつもりでした。

ところが後から一部が生き残っていることに気づきました。

これは我が家で起きたことであり「クラピアは撤去しても必ず残る」という意味ではありません。
ただ、広範囲を覆ったクラピアを撤去するときには、残った茎や根がないか確認した方がよいと思います。

高麗芝からクラピアへ植え替えた我が家の場合

我が家では、もともと高麗芝をグランドカバーとして育てていましたが、その後クラピアへ切り替えました。

ところが、あまり手入れをしなかったため、期待していたほど密にはなりませんでした。

また、冬になると地上部が褐色になります。
これはクラピアの正常な季節変化ですが、私は実際に庭で見て、あまりきれいだとは感じませんでした。

きれいな状態を維持するために手入れを続けることも面倒に感じ、最終的にはクラピアをやめました。

クラピア
クラピア
クラピア

一度はすべて処分したつもりでしたが、一部が生き残っていました。
それを見つけ、いつかまた植えるかもしれないと思い、現在はポットに植えて残しています。

クラピア自体を悪いグランドカバーだと思っているわけではありません。
ただ、自分自身の経験から、手入れをできるだけしたくない人にはおすすめしにくいと考えています。

クラピアのよくある疑問・心配

クラピアは植えっぱなしでも大丈夫?

生き続けることと、きれいな状態を維持することは別です。
密な状態を目指すなら刈り込みが有効で、雑草取りや縁切りなども必要になります。

クラピアは雑草を完全に防げる?

完全には防げません。密に地表を覆うことで雑草を抑えやすくなりますが、全面被覆までの期間には雑草管理が必要で、被覆後も雑草がまったく生えなくなるわけではありません。

クラピアは冬に枯れる?

冬は地上部が褐色になって枯れたように見えますが、通常は休眠しています。
春に気温が上がると再び芽吹きます。

クラピアは日陰でも育つ?

日当たりを好み、最低でも1日3時間程度の日照が生育の一つの目安です。
ただし、日照が少ないと草丈が高くなりやすく、雑草を抑えられるほど密に被覆するのが難しくなります。低く密な状態を目指すなら、できるだけ日当たりのよい場所が向いています。

クラピアは高麗芝より手入れが楽?

芝刈りの頻度や全面被覆後の水やりなど、高麗芝より管理を減らせる部分があります。
ただし、刈り込み、雑草取り、縁切りなどが不要になるわけではありません。

クラピアは増えすぎる?

地表の匍匐茎は旺盛に伸びるため、植栽範囲からはみ出すことがあります。
花壇や通路などへ広がった場合は縁切りが必要です。

クラピアとヒメイワダレソウは同じ?

同じではありません。クラピアはイワダレソウをもとに品種改良された植物で、一般に流通するヒメイワダレソウとは別に扱われています。
購入するときはクラピアの品種名まで確認するとよいでしょう。

まとめ|クラピアが向いている人・向いていない人

クラピアは、横へ速く広がり、密に育てれば雑草を抑えやすく、高麗芝より刈り込み頻度も減らしやすいグランドカバーです。

日当たりのよい庭で、芝生より管理を減らしながら緑の地面をつくりたい人には有力な選択肢になります。

一方、低く密な状態にするにはある程度の管理が必要で、冬には地上部が褐色になります。
広く覆った後も、刈り込みや縁切り、雑草管理などが完全になくなるわけではありません。

我が家では高麗芝からクラピアへ切り替えましたが、十分に手入れをしなかったため密にならず、冬の姿や管理の手間も考えて最終的にはやめました。

それでも一部をポットで残しているのは、条件や使う場所によっては、また植えてもよいと思っているからです。

芝生より管理を減らしたいけれど、必要な手入れはできる人には向いている。
一方、できるだけ何もしたくない人にはおすすめしにくい。

実際に高麗芝とクラピアの両方を育てた経験からは、これがクラピアを選ぶときに最も知っておいてほしいポイントです。

グランドカバーシリーズ

グランドカバーは、見た目だけでなく、日当たりや踏圧、冬の姿、雑草対策など、庭の条件によって向いている植物が変わります。
このシリーズでは、さまざまな角度からグランドカバーの選び方を紹介しています。

①グランドカバー ガイド|庭に合う植物の選び方とおすすめの探し方

②おすすめグランドカバー|写真と特徴から自分好みの植物を探す

③芝生の代わりになるグランドカバー|踏める植物を比較

④日陰・半日陰に強いグランドカバー|日照条件から選ぶ

⑤花がきれい・おしゃれなグランドカバー|見た目から選ぶ

⑥冬もきれいなグランドカバー|常緑性と冬の姿を比較

⑦雑草対策になるグランドカバー|草むしりと手入れを減らす選び方

⑧グランドカバーで後悔しないために|増えすぎ・撤去・よくある失敗

⑨庭の地面は何で覆う?グランドカバー・人工芝・砂利・レンガ小道等を比較

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