家庭菜園でコスパのよい野菜|買うよりお得になりやすい野菜の選び方

コスパ野菜 家庭菜園

家庭菜園で食費を抑えたいなら、まずは普段から買っている野菜のうち、手持ちの鉢や庭で育てられるものを探してみましょう。夏に青じそを何度も買う家庭なら青じそ、炒め物などにピーマンをよく使うならピーマンが候補です。

一方、たくさん採れても、いつもの買い物が変わらなければ食費はあまり減りません。買わずに済んだ分から、育てるために新たにかかった費用を引いた分が、食費の節約の目安です。この記事では、自分の家庭なら何を育てるとお得になりやすいかを、買い物と栽培の両方から考えます。

家庭菜園で節約になるかは、いつもの買い物から考える

青じそを数枚使うために毎回1袋買っているなら、庭で摘んでその1袋を買わずに済むことがあります。逆に、庭に青じそがあるからいつもの料理に添えてみた、という日は、食卓の楽しみが増えた日です。

植える前には、次の3つを考えるだけで候補を絞れます。

  • 採れる時期にも普段から買う? その季節に何度も買うのか、たまにしか買わないのかを思い出します。値段も、収穫する時期にいつもの店で買う価格を目安にします。
  • 採れた分を、あとで使う分まで含めて使い切れそう? 一度に食べ切れなくても、常温保存や冷凍で後日の料理に使えるなら候補になります。
  • 何を買い足す? 種や苗のほか、鉢・土・支柱など、手元にないものを確かめます。

普段は冷凍オクラを使う家庭なら、比べる相手はいつも買う冷凍品です。生のオクラの店頭価格で採れた分を換算すると、実際に浮く食費より大きく見積もることがあります。採れたてを味わう楽しみもあります。そこは食費とは別に考えると、自分が育てたい理由が見えてきます。

家庭の使い方別|コスパのよい野菜の候補

こんな家庭に野菜の候補育てる前に確かめたいこと
薬味を少し使うために、袋や束を何度も買う青じそ、葉ネギ使いたい季節に採れるか。鉢やプランターをすでに持っているか
サラダや付け合わせに、葉を数枚ずつ使うサンチュ、リーフレタス少しずつ採った分で、いつも買う葉物の一部をまかなえそうか
夏の食卓によく出る野菜があるピーマン、オクラ採れる時期に普段から買うか。水やりや採りごろの確認を続けられるか
同じ場所で数年育てられるニラ、ミョウガ株が育つまで待てるか。ミョウガなら明るい日陰など、合う場所があるか
まとめて採って、保存しながら使えるジャガイモ、エダマメ保存場所や冷凍室に余裕があり、あとで買う分をまかなえそうか

少しずつ買うものは、1袋分の買い物が減るか考える

青じそや葉ネギは、少し使うために買って余らせがちな家庭に向きます。青じそなら、夏の間によく買う人が、手持ちの鉢で苗を1株試すところから始められます。パセリやバジルも同じ考え方で、まずは普段使うものから選べます。料理や収穫時期で選びたい方は、家庭菜園で育てたい薬味・香味野菜も参考にしてください。

サンチュも、葉を数枚ずつ採って料理に使えます。ただ、わが家では食べ切れないほど育ったことがあります。少量ずつ採れる野菜でも、使う頻度が少なければ余ることはあります。どのくらい植えるか迷ったら、野菜別の最初の株数の目安も参考になります。

夏野菜は、食べるペースと採るペースが合うか

ピーマンは、夏に炒め物や肉詰めでよく使う家庭なら、収穫が続く間の買い足しを減らせる候補です。オクラも普段から食べるなら候補ですが、採り遅れると硬くなりやすいので、平日も庭や鉢を見に行けるかで使いやすさが変わります。長く何度も収穫できる野菜には、品目ごとの収穫時期や採り方をまとめています。

わが家では、キュウリはおいしく収穫できましたが、つるの管理や収穫に手間がかかり、栽培をやめました。よく買う野菜でも、忙しい時期に世話や収穫を続けられるかは、植える前に考えておきたいところです。

数年育てられる場所があるなら、ニラやミョウガも

ニラやミョウガは、一度植えた株から数年にわたって収穫を楽しめます。株が育つまで時間がかかり、混み合ったり弱ったりすれば植え替えも必要ですが、毎年種や苗を買い直さずに済むのが利点です。

わが家では、庭の北側の明るい日陰でミョウガを長年育てています。夏にミョウガをよく買い、庭に合う場所が空いているなら、数年かけて使う野菜として考えられます。

まとめて採れる野菜は、保存して使う分まで考える

ジャガイモは適した場所で保存し、後日の煮物やカレーに回せます。エダマメも、食べ切れない分を小分けにして冷凍しておけば、あとで使う分だけ取り出せます。普段から冷凍エダマメを買う家庭なら、その買い足しが減るかが目安です。

保存できる量は、置き場所や冷凍室の空き、普段の献立に合わせて考えましょう。収穫期に一度に食べ切る量だけで考えると、こうした野菜の使い道を見落とします。

最初に買うものと、次も使えるものを分ける

初めて育てるときは、種や苗の代金に加えて、鉢、培養土、野菜によっては支柱やネットも必要です。初年度に買った鉢や支柱を翌年も使えれば、次は種や苗、足りない土などの買い足しで始められます。初めての野菜は、少量から試すと、うまく採れなかったときの出費も抑えられます。今ある鉢を使いたい場合は、容器の大きさに合う野菜から選ぶと始めやすくなります。

種と苗で迷ったら、育てたい数で考えてみてください。青じそを1株試すなら苗を1つ、コマツナのように何株か育てたり、時期をずらしてまいたりするなら種袋が使いやすくなります。残った種を次も使うつもりなら、種袋の保存方法や期限も確認しましょう。

肥料は、手元の土で家庭で使う分が収穫できるなら、そのために買い足す費用はかかりません。元肥入りの培養土なら、最初の肥料分は土の代金に含まれます。長く育てる途中で必要になったら、野菜と株の状態に合わせて補いましょう。

買う方が手軽なときは、買い物と家庭菜園を組み合わせる

ジャガイモは、空いた畑があり、普段からよく食べるなら候補になります。一方、少し試すために栽培袋と土をそろえる場合は、種イモ代以外にも費用がかかります。旬に手頃な価格で買えて、いつもの購入量で足りている家庭なら、その分は店で買う方が手軽です。

青じそは家で摘み、ジャガイモは買う。ピーマンは採れる時期だけ庭から使い、足りない日は買い足す。そう考えると、家庭菜園だけで食卓の野菜をまかなう必要がなくなり、家で育てると便利なものを選びやすくなります。

まとめ|普段買う野菜を一つ、少量から

まずは、最近買った野菜の中から、収穫期や保存したあとによく使いそうで、手元の道具で育てられるものを一つ選んでみてください。育て始めたら、収穫本数を細かく記録しなくても、買い足す機会が減ったか、無理なく使い切れたかを振り返れば、次に育てる量を決めやすくなります。

採れたてのおいしさや、必要なときに庭から摘める便利さも、家庭菜園を続ける理由になります。食費を抑えたい野菜と、味を楽しみに育てたい野菜を、自分の食卓に合わせて選んでみてください。

Enjoy 家庭菜園!

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