ブッドレアは、夏から秋にかけて長く花を咲かせ、多くの蝶が集まることで知られる花木です。
以前は大きく育つ品種が中心でしたが、最近ではコンパクトに育つ品種も増え、小さな庭や鉢植えでも楽しみやすくなりました。
我が家でもこれまで6品種を育ててきましたが、それぞれ花色や樹形だけでなく、蝶の集まり方にも違いがあるように感じています。
どの品種を選ぶかによって、庭の印象や育て方も少し変わります。
この記事では、ブッドレアの基本情報と、日本で比較的入手しやすい代表的な品種、そして我が家で育てた品種を紹介します。
ブッドレアの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | フジウツギ科・フジウツギ属(ブッドレア属) |
| 開花時期 | 6〜10月頃 |
| 花色 | 紫・青紫・赤紫・ピンク・白など |
| 樹高 | 約0.6〜3m(品種による) |
| 植え付け適期 | 3〜4月、10〜11月 |
| 植え替え適期 | 3〜4月 |
| 剪定時期 | 2〜3月 |
| 日当たり | 日なたを好む |
| 乾燥 | 比較的強い |
| 多湿 | やや苦手 |
| 耐暑性 | 強い |
| 耐寒性 | 強い |
| 特徴 | 蝶が集まりやすく、丈夫で育てやすい花木 |
我が家でも長年育てていますが、暑さや寒さで困ったことはほとんどありません。
成長は早いものの、とても丈夫で育てやすい植物だと感じています。
ブッドレアの特徴
ブッドレア最大の特徴は、細長い花穂に多くの蝶が集まることです。
「バタフライブッシュ」と呼ばれることもあり、バタフライガーデンでは代表的な植物として親しまれています。
また、
- 花期が長い
- 夏の暑さにも強い
- 剪定にもよく耐える
- 挿し木で増やしやすい
といった特徴もあり、初心者にも育てやすい植物です。
一方で、地植えでは毎年大きく成長するため、植える場所や剪定を考えて育てることが大切です。
日本にある代表的な品種
現在はさまざまな園芸品種が販売されています。
ここでは、日本で比較的入手しやすい代表的な品種を紹介します。
なお、画像はイメージ画像です。
【ブラックナイト/ロイヤルレッド/ブルーダイヤモンド】↓

【ピンクデライト/ホワイトプロフュージョン/シルバーアニバーサリー】↓

【バズアイボリー/パグスター・ブルー/バタフライキャンディシリーズ】↓

| 品種 | 花色・樹高 | 特徴 |
|---|---|---|
| ブラックナイト | 濃い紫約2~3m | 昔から人気の高い代表品種。深い紫色の長い花穂が特徴で、大きく育つと存在感があります。 |
| ロイヤルレッド | 赤紫約2~3m | 深みのある赤紫色の花が魅力。大型に育ち、鮮やかな花色が庭のアクセントになります。 |
| ブルーダイヤモンド | 青紫約1.5~2m | 爽やかな青紫色の花が魅力。大型品種ほど場所を取らず、庭植えしやすい品種です。 |
| ピンクデライト | ピンク約2~3m | 明るいピンク色の大きな花穂が特徴。華やかで、庭の中でもよく目立つ人気品種です。 |
| ホワイトプロフュージョン | 白約2~3m | 白花を咲かせる代表的な品種。長い花穂と爽やかな白色が、夏の庭を明るく見せます。 |
| シルバーアニバーサリー | 白約1~1.5m | 白い花だけでなく銀白色の葉も楽しめる個性的な品種。花のない時期にも葉を観賞できます。 |
| バズアイボリー | 白約1~1.5m | アイボリーホワイトの花を咲かせるコンパクト品種。大型種より扱いやすく、鉢植えにも向きます。 |
| パグスター・ブルー(PW) | 青紫約0.6m | 樹高約60cmにまとまる超コンパクト品種。小さな株に大きな花穂を咲かせ、鉢植えにも向きます。 |
| バタフライキャンディシリーズ | 紫・桃・白など約0.6~0.8m | コンパクトに育つ矮性シリーズ。花色の選択肢が多く、小さな庭や鉢植えでも楽しめます。 |
我が家で育てている品種
現在育てているのは次の4品種です。
- ロイヤルレッド
- ブルーダイヤモンド
- キャンディ リトルパープル
- キャンディ リラ・スイートハート
第一ガーデンに3株、第二ガーデン(擁壁の上にある庭)に1株植えています。
どの品種も順調に育ち、夏の庭を彩ってくれる大切な存在です。
【2026年8月 ブッドレア キャンディ リラ・スイートハート】
2026年2月にネットで購入した苗を植えました。

【2026年8月 ブッドレア ブルーダイヤモンド】
2026年2月にネットで購入した苗で、いずれ地植え予定です。

過去に育てた品種
現在はありませんが、過去には次の2品種も育てました。
ブラックナイト
濃い紫色が美しい代表品種です。
我が家でも順調に育っていましたが、残念ながら枯れてしまいました。
バズアイボリー
白花が美しいコンパクト品種です。
コンパクトにまとまるため育てやすい品種でしたが、我が家では蝶が集まりませんでした。
さらに育ててみたい品種も増えてきたため、限られた植栽スペースを考え、泣く泣く植え替えることにしました。
紫系に蝶がよく集まった
我が家では、紫系の品種には多くの蝶が集まりましたが、白花のバズアイボリーにはほとんど来ませんでした。
この経験も、現在紫系の品種を多く育てている理由の一つです。
蝶の集まり方については「ブッドレアを長年育てて分かったこと」で詳しく紹介します。
【紫色のブッドレアに集まるアゲハチョウ】

品種選びのポイント
品種選びで迷ったら、次の3点を意識すると選びやすいと思います。
- 広い庭なら大型品種
- 小さな庭や鉢植えならコンパクト品種
- 蝶を呼ぶ庭を目指すなら紫系の品種
我が家では、景観との調和も考えながら品種を選んでいます。
例えば第二ガーデンでは、黄金マサキやゴールデンモップの黄色と、ブッドレアの紫色を組み合わせています。
黄色と紫は補色の関係にあり、お互いを引き立て合うため、夏になるととても印象的な景色になります。
まとめ
ブッドレアには多くの品種があり、庭の広さや楽しみ方に合わせて選べるのも魅力の一つです。
我が家では現在4品種、これまでに6品種を育ててきました。
その経験から、蝶が訪れる庭を目指すなら、まずは紫系の品種から育ててみることをおすすめします。
お気に入りの品種を見つけて、自分だけのバタフライガーデンづくりを楽しんでみてください。
ブッドレア シリーズ
実体験をもとにシリーズで詳しく紹介しています。
もっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
・ブッドレア ガイド
・ブッドレアの基本情報とおすすめ品種(当記事)
・ブッドレアを長年育てて分かったこと
・ブッドレアの剪定・花がら摘み
・ブッドレアを挿し木で増やしてみた

