ローズマリーは、細い葉から爽やかな香りを放つ常緑のハーブです。
料理に使う植物として有名ですが、一年中葉を楽しめる庭木として育てたり、鉢植えにしたり、小さな花を楽しんだりと、庭でもさまざまな使い方ができます。
そして、苗を選ぶときに意外と重要なのが「樹形」です。
ローズマリーには、上へ伸びる立性、横へ広がったり枝垂れたりするほふく性、その中間となる半ほふく性があり、どれを選ぶかによって成長後の姿や庭での使い方がかなり変わります。
我が家では、立性の「マリンブルー」と、ほふく性の「プロストラータス」を育てています。
この記事では、ローズマリーの基本的な育て方に加えて、立性・半ほふく性・ほふく性の違い、日本で購入候補になる主な品種、数年後の大きさや木質化まで紹介します。
ローズマリーとは
ローズマリーは、地中海沿岸を原産とするシソ科の常緑低木です。
現在はサルビア属の Salvia rosmarinus とする分類が使われていますが、旧学名の Rosmarinus officinalis や「マンネンロウ属」という表記も園芸では広く使われています。
日当たりと水はけのよい場所を好み、根付けば乾燥には比較的強い一方、長期間土が湿った状態や蒸れを苦手とします。
小さなポット苗で販売されていることが多いため草花のように見えますが、実際には常緑低木です。
品種によっては地植えするとかなり大きくなり、年月が経つと枝も木質化します。

基本情報・育て方早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科・属 | シソ科サルビア属 |
| 分類 | 常緑低木 |
| 原産地 | 地中海沿岸 |
| 樹形 | 立性・半ほふく性・ほふく性 |
| 樹高・広がり | 品種差が大きい。立性は大型になるものがあり、ほふく性は低く横へ広がる |
| 開花期 | 主に秋~春 ※品種・環境によって異なる |
| 花色 | 青・青紫・紫・ピンク・白など |
| 日照 | 日なたが基本 |
| 半日陰 | △ 明るければ育つことはあるが、日なたが基本 |
| 真夏の強い日差し | 基本的に日なた向き。鉢植えでは乾燥・鉢の過熱に注意 |
| 耐暑性 | ○~◎ 高温多湿・蒸れには注意 |
| 耐寒性 | ○ 品種差があるため、寒冷地では品種ごとに確認 |
| 乾燥 | ○~◎ 根付けば比較的強い |
| 過湿 | △ 苦手 |
| 冬の状態 | 常緑 |
| 植え付け | 春・秋 |
| 植え替え | 鉢植えは根詰まりを見ながら適期に実施 |
| 剪定 | 伸びすぎた枝や混み合った枝を整理 |
| 地植え | ○ |
| 鉢植え | ○ |
| 増やし方 | 挿し木など |
| 主な病害虫 | ハダニ、アブラムシなど |
| 主な注意点 | 過湿、蒸れ、日照不足、木質化、品種による大きさの違い |
ローズマリーの魅力
一年中緑の葉を楽しめる
ローズマリーは常緑なので、花のない時期にも細い緑の葉を楽しめます。
地植えでは低木として庭の景観をつくることができ、鉢植えなら玄関やデッキなど生活に近い場所でも育てられます。
冬に地上部がなくなる宿根草とは違い、一年を通して緑があることは庭で使ううえでも魅力です。
爽やかな香りを楽しめる
葉や枝に触れると、ローズマリー特有の爽やかな香りが広がります。
料理に利用するだけでなく、庭で葉に触れて香りを楽しんだり、剪定した枝を利用したりできます。
小さな花も楽しめる
ローズマリーは青~青紫系を中心に、小さな花を咲かせます。
品種によってはピンクや白などの花もあり、葉や香りだけでなく花色を基準に品種を選ぶ楽しみもあります。
樹形によって庭での使い方を変えられる
ローズマリーには立性、半ほふく性、ほふく性があります。
上へ育てて低木として使うことも、低い位置へ横に広げることもでき、選ぶタイプによって庭での役割が変わります。
ローズマリーは樹形で選ぶ
ローズマリーの苗を選ぶときは、花色や香りだけでなく、まず樹形を確認することが大切です。
小さな苗の段階では違いが分かりにくくても、数年育てると樹形によって必要なスペースや庭での使い方がかなり変わります。
立性
立性は、枝が上方向へ伸びるタイプです。
庭では低木として高さを出しやすく、鉢植えでも立ち上がった樹形を楽しめます。
マリンブルーやトスカナブルーなど、大型になりやすい品種もあるため、地植えする場合は購入時の苗ではなく成長後の大きさを考えて場所を決めます。
半ほふく性
半ほふく性は、上へ伸びながら横方向にも枝を広げる、立性とほふく性の中間的なタイプです。
立性ほど直立せず、ほふく性ほど低く這わないため、横への動きもある自然な樹形を楽しめます。
ほふく性
ほふく性は高さを抑えながら、枝を横方向へ伸ばしたり、段差から下へ垂らしたりするタイプです。
斜面、花壇の縁、レイズドベッド、高さのある鉢などで樹形を生かせます。
踏まない場所の低い植栽や、斜面・段差などでグランドカバー的に利用することもできます。
ただし、芝生のように踏んで利用する植物ではなく、成長すれば枝は木質化します。
我が家では「プロストラータス」を育てています。
ほふく性の特徴、半日陰への適性、グランドカバーや下草としての使い方については、別記事「ほふく性ローズマリーの育て方」で詳しく紹介しています。
ローズマリーの主な品種
ローズマリーには非常に多くの品種があります。
ここでは珍しい品種まで網羅するのではなく、日本国内で購入候補になりやすく、品種を選ぶときに違いが分かりやすい6品種を紹介します。
| 品種 | 樹形 | 大きさの傾向 | 花色 | 選ぶポイント |
|---|---|---|---|---|
| マリンブルー | 立性 | 大型になりやすい | 青~青紫 | よく流通する立性品種 |
| トスカナブルー | 立性 | 大型になりやすい | 青系 | 香りや料理利用も重視 |
| アープ | 立性 | 大きく育つ | 淡い紫~青紫 | 耐寒性を重視 |
| マジョルカピンク | 立性 | 中~大型 | ピンク | 花色を楽しむ |
| モーツァルトブルー | 半ほふく性 | 横にも広がる | 濃い紫~青紫 | 樹形と濃い花色 |
| プロストラータス | ほふく性 | 低く横へ広がる | 淡い青~青紫 | 斜面・段差・低い植栽 |
※大きさは剪定や栽培環境によって変わります。
マリンブルー
日本でもよく流通している立性ローズマリーです。
青~青紫系の花を咲かせ、地植えでは大きく育つ可能性があります。
ある程度高さを出したい場所で育てる場合の候補になります。
我が家で育てている立性ローズマリーもマリンブルーです。

トスカナブルー
立性で大きく育つローズマリーです。
葉や香りを楽しめ、料理利用も考えてローズマリーを選ぶ場合の候補の一つです。
地植えでは高さが出やすいため、成長後のスペースを考えて植えます。

アープ
耐寒性が比較的高いことで知られる立性品種です。
寒さへの強さを重視してローズマリーを選びたい場合に候補になります。
花は淡い紫~青紫系です。

マジョルカピンク
ローズマリーとしては珍しいピンク系の花を咲かせる立性品種です。
ローズマリーは青~青紫系の花が多いため、花色を重視して選ぶ場合には分かりやすい選択肢です。

モーツァルトブルー
濃い紫~青紫系の花を楽しめる半ほふく性品種です。
上方向へ伸びるだけでなく横方向にも枝を広げるため、立性とは違った樹形を楽しめます。
花色と樹形の両方を重視したい場合に候補になります。

プロストラータス
代表的なほふく性ローズマリーです。
高さを抑えながら横方向へ枝を伸ばし、段差では下へ垂れます。
斜面や花壇の縁、高さのある鉢など、立性とは違った場所で使いやすい品種です。
我が家でも現在育てています。

どれを選べばよい?
定番の立性ローズマリーを育てたいなら、マリンブルー。
香りや料理への利用も重視して立性を選びたいなら、トスカナブルー。
耐寒性を重視するなら、アープ。
ピンクの花を楽しみたいなら、マジョルカピンク。
半ほふく性の樹形と濃い花色を楽しみたいなら、モーツァルトブルー。
低く横へ広げたいなら、プロストラータス。
ローズマリーは、
樹形 → 成長後の大きさ → 花色 → 香り・用途
の順に考えると、自分の庭に合った苗を選びやすくなります。
ローズマリーの育て方
日当たり・植え場所
ローズマリーは基本的に日当たりのよい場所を好みます。
明るい半日陰でも育つことはありますが「育てられる」ことと「半日陰に向いている」ことは同じではありません。
日照が少ない場所では花付きや枝葉の状態に影響する可能性があり、土も乾きにくくなります。
日照とともに、水はけと風通しを確認することが大切です。
水やり
ローズマリーは乾燥には比較的強い植物です。
地植えでは、植え付け後に根付くまでは乾燥させすぎないよう注意します。
根付いた後は、極端な乾燥が続かない限り頻繁な水やりは必要ありません。
鉢植えでは、土が乾いたことを確認してからたっぷり水を与えます。
常に土が湿っている状態は避けます。
用土
水はけのよい土が向いています。
特に日本では、梅雨から夏に高温と過湿が重なることがあります。
水がたまりやすい場所への地植えは避け、鉢植えでも水はけのよい用土を使います。
肥料
多くの肥料を必要とする植物ではありません。
肥料を増やすことより、日当たり、水はけ、風通しなどの環境を整えることを優先します。
植え付け・植え替え
植え付けは、真夏や寒さの厳しい時期を避け、春または秋に行うのが基本です。
鉢植えでは、根詰まりや用土の劣化を確認しながら必要に応じて植え替えます。
植え替えも暑さ・寒さの厳しい時期は避けた方が管理しやすくなります。
剪定
ローズマリーは成長すると枝が混み合ってきます。
伸びすぎた枝や混み合った枝を整理し、株の内側にも風が通るようにします。
特に梅雨から夏を迎える前は、枝が混み合っている場合に風通しを確保しておくと、高温多湿や蒸れへの対策になります。
ただし、葉のない古い木質化した枝まで一気に強く切り戻すと、芽が出にくいことがあります。
大きくなってから一度に小さくするより、若い枝があるうちから必要に応じて剪定し、少しずつ大きさを調整する方が管理しやすくなります。
夏越し
暑さには比較的強い植物ですが、日本の梅雨から夏は高温多湿による蒸れや過湿に注意します。
枝葉が混み合っている場合は風通しを確保します。
鉢植えでは、乾燥が早くなるため水切れに注意する一方、頻繁に水を与えて常に湿った状態にしないことも大切です。
冬越し
ローズマリーは常緑なので、基本的には冬も葉を残します。
ただし、耐寒性には品種差があります。
強い霜や厳しい寒さを受ける地域では品種の耐寒性を確認し、鉢植えなら必要に応じて置き場所を調整します。
病害虫
ローズマリーは比較的丈夫ですが、ハダニやアブラムシなどが発生することがあります。
害虫だけを見るのではなく、枝葉が混み合って風通しが悪くなっていないか、株が弱っていないかも確認します。
挿し木
ローズマリーは挿し木で増やすことができます。
剪定した若い枝を利用できるため、気に入った株の予備苗を作る方法としても使えます。
登録品種などでは増殖に制限がある場合があるため、該当する品種では現在の登録状況や権利者が示す条件を確認してください。
地植えと鉢植え、どちらが向いている?
ローズマリーは地植えでも鉢植えでも育てられます。
ただし「どちらでも育つ」ことと「どちらでも同じように管理できる」ことは違います。
地植え
地植えでは根を広く張ることができ、株も大きく育ちやすくなります。
立性の大型品種を地植えする場合は、購入時の苗の大きさではなく、成長後の高さや広がりを考えて植え場所を決めます。
一方、水はけの悪い場所では過湿になりやすいため、植え場所選びが重要です。
鉢植え
鉢植えは、地植えより株のサイズを調整しやすく、置き場所を変更できるのが利点です。
長雨や厳しい寒さのときに移動できることもあります。
ただし、根詰まりや夏の水切れが起こりやすいため、植え替えや水やりの管理は地植えより増えます。
数年後はどうなる?大きさと木質化
ローズマリーを植える前に知っておきたいのが「ハーブ」と呼ばれていても実際には常緑低木だということです。
小さな苗から育て始めても、立性の大型品種では、剪定や栽培環境によって差はありますが、年月とともに高さも幅も増していきます。
ほふく性では高さが低くても、横方向へ枝を伸ばします。
また、若いうちは緑色で柔らかかった枝も、成長すると次第に太くなり木質化します。
古い枝ばかりになってから強く切り戻すと芽が出にくいことがあるため、長く育てるなら若いうちから必要に応じて枝を整理しておく方が管理しやすくなります。
苗を購入するときは
「今どのくらい小さいか」
ではなく
「数年後にどのくらいのスペースを使い、どのような樹形になるか」
を考えて選ぶことが大切です。
料理や香りを楽しむ
料理に使う
ローズマリーは、肉料理やジャガイモ料理などの香り付けによく利用されます。
ただし、観賞用として販売された苗では、使用された農薬などが分からない場合があります。
料理への利用が目的なら、食用・ハーブ用として販売されている苗を選ぶ方が安心です。
香りを楽しむ
枝や葉に触れると爽やかな香りが広がります。
玄関やデッキなど、人が近くを通る場所に置くと香りを楽しみやすくなります。
剪定した枝を利用する
食用として育てている株なら、剪定した枝を料理に利用できます。
クラフトなどに使うこともでき、剪定した枝まで活用できるのもローズマリーの楽しみの一つです。
ローズマリーと蝶・昆虫
ローズマリーが開花すると、蜜を求めてミツバチなどの昆虫が訪れ、蝶が訪れることもあります。
ただし、ブッドレアやランタナのように、蝶を呼ぶことを主目的として選ばれる代表的な蜜源植物とは少し位置づけが違います。
ローズマリーは、常緑の葉、香り、料理、花などさまざまな楽しみ方があり、その花を昆虫も利用する植物と考えるのが自然だと思います。
我が家のローズマリー
我が家では、立性のマリンブルーを鉢植えで育てています。
庭のデッキに置いており、灰皿の横が現在の定位置です。
葉に触れたときの爽やかな香りを身近に楽しめる場所になっています。
また、ほふく性のプロストラータスも育てています。
以前、木の下の軽く日が差す場所へ地植えしましたが、枯れてしまいました。
日照不足が原因だったのか、水分や風通しなど別の条件が影響したのかは確認できていません。
現在は新しいプロストラータスの苗を購入し、再び半日陰の下草として育て始めています。
ほふく性ローズマリーの特徴や、半日陰の下草・グランドカバーとして使う場合の考え方については、別記事「ほふく性ローズマリーの育て方」で詳しく紹介しています。
植える前に知っておきたいこと
小さな苗の姿だけで植え場所を決めない
ローズマリーは小さなポット苗で販売されていることが多いですが、立性の品種では地植えすると大きな低木になることがあります。
ほふく性でも、高さが低いから小さいとは限らず、横方向へ大きく枝を伸ばします。
購入するときは、現在の苗より成長後の樹形と大きさを見ることが大切です。
水はけを軽視しない
ローズマリーは乾燥には比較的強い一方、長く湿った状態を苦手とします。
特に日照が少なく、土が湿りやすく、風も通りにくい場所では注意が必要です。
植えっぱなしで同じ姿を保つ植物ではない
年月が経てば枝が伸び、木質化します。
庭木として長く育てるなら、必要に応じて剪定しながら大きさや樹形を調整していく植物と考えておきましょう。
ローズマリーのよくある質問・心配
ローズマリーが枯れる原因は何ですか?
過湿、水はけの悪さ、蒸れ、日照不足、根詰まりなど、さまざまな原因が考えられます。
特に、土が長期間湿った状態や、高温多湿で風通しが悪い環境には注意します。
一つの原因だけに決めつけず、日照、水分、風通し、根の状態などを確認します。
半日陰でも育ちますか?
明るい半日陰なら育つことはありますが、基本的には日なたを好みます。
半日陰では日照だけでなく、土が乾きにくくなっていないか、風通しが悪くなっていないかも確認してください。
地植えと鉢植えはどちらがよいですか?
どちらでも育てられます。
大きく育てたい場合は地植え、サイズを管理したい場合や置き場所を変更したい場合は鉢植えが便利です。
ただし鉢植えでは、根詰まりや水切れへの管理が必要になります。
ローズマリーはどのくらい大きくなりますか?
品種によってかなり違います。
立性には大型になる品種があり、ほふく性は高さを抑えながら横方向へ広がります。
購入するときは、苗の現在の大きさではなく、品種ごとの成長後の樹形を確認してください。
立性とほふく性はどちらを選べばよいですか?
上へ育てて低木として楽しみたいなら立性、低い位置へ横に広げたり段差から枝を垂らしたりしたいならほふく性が向いています。
その中間的な樹形を求めるなら半ほふく性もあります。
木質化したローズマリーは元に戻りますか?
木質化は、低木であるローズマリーの自然な成長です。
古い枝を完全に若い状態へ戻すことはできません。
葉のない古い枝まで一気に強く切るより、普段から若い枝を適度に剪定しながら樹形を整える方が管理しやすくなります。
花が咲かないのはなぜですか?
株がまだ若い、日照不足、肥料の与えすぎ、剪定の時期など複数の原因が考えられます。
まずは日当たりや株の状態など栽培環境を確認します。
ローズマリーは一年中収穫できますか?
常緑なので、必要な分を少しずつ収穫できます。
一度に大量の枝を切らず、株の大きさに合わせて収穫します。
園芸店で買ったローズマリーは料理に使えますか?
観賞用として販売された苗では、使用された農薬などが分からない場合があります。
食べることが目的なら、食用・ハーブ用として販売されている苗を選ぶ方が安心です。
ローズマリーは虫よけになりますか?
ローズマリーには強い香りがありますが、庭に植えておくだけで蚊や害虫がいなくなるほどの効果を期待するのは難しいでしょう。
虫よけだけを目的にするより、香りを楽しめるハーブとして考える方がよいと思います。
ローズマリーに蝶は来ますか?
花の蜜を利用する昆虫が訪れ、蝶が訪れることもあります。
ただし、蝶を呼ぶことが第一目的なら、より代表的な蜜源植物と組み合わせる方がよいでしょう。
まとめ
ローズマリーは、一年中楽しめる常緑の葉、爽やかな香り、小さな花が魅力のハーブです。
料理に使うだけでなく、庭の低木や鉢植えとして育てることもできます。
一方、ローズマリーは品種によって樹形や成長後の大きさがかなり違います。
立性なら上へ伸び、ほふく性なら低い位置を横へ広がり、半ほふく性ならその中間的な姿になります。
さらに、ローズマリーは草花ではなく常緑低木なので、年月が経てば枝が木質化し、大きさを保つには剪定も必要になります。
苗を選ぶときは、
樹形 → 成長後の大きさ → 花色 → 香り・用途
の順に考えると、自分の庭に合ったローズマリーを選びやすくなります。
我が家では立性のマリンブルーと、ほふく性のプロストラータスを育てています。
ローズマリーは、どの品種を選び、どこに植え、どのような姿に育てるかまで考えることで、香りや料理だけではない庭植物としての魅力も楽しめる植物だと思います。


