モッコウバラは「剪定が難しそう」「放っておくと大変そう」と思われがちです。
でも、長年育ててみると、意外と気楽に付き合える植物でした。
とても丈夫なので、多少失敗してもまた元気に育ってくれます。
だから私は、あまり神経質にならずに育てています。
モッコウバラはとにかく丈夫
モッコウバラは一年で驚くほど枝を伸ばします。
病害虫も比較的少なく、とても丈夫な植物です。
多少剪定を失敗しても、また元気に枝を伸ばしてくれるので、初心者でも育てやすいと思います。
この丈夫さが、長く育て続けられている一番の理由かもしれません。
一般的な剪定方法
【5〜6月】花後の剪定(メイン)
花が終わったらできるだけ早めに剪定します。
- 花が咲いた枝は半分程度を目安に切り戻します。
- 古くなった枝や枯れ枝は付け根から整理します。
- 混み合った枝を間引き、株の中まで風と光が入るようにします。
シュートの扱い方
勢いよく伸びるシュートは、今後どのような樹形にしたいかで扱いが変わります。

【12〜2月】冬の軽い剪定
冬は翌年の花芽ができているため、大きく切る時期ではありません。
- 飛び出したシュートを整理する
- 枯れ枝や細い枝を間引く
- 誘引をやり直す
程度にとどめます。
我が家ではこんな感じで管理しています
我が家では、花後に深く考えず適当に剪定しています。
花後の剪定が終われば、その後は伸びてくるシュートを整理するくらいです。
伸ばしたい方向の枝だけを残し、それ以外は早めに切っています。
切った場所から枝分かれするので、少しずつ好きな樹形へ近づけていくことができます。
我が家では、このくらいの管理で十分きれいな樹形を保てています。
【モッコウバラのシュート】8月上旬

【モッコウバラ 剪定したシュート】

【モッコウバラ シュート縛り】
そのままゴミ袋に入れると突き破ることがあるので、ポキポキもしくはグニグニ曲げて、最後にシュートでぐるっと縛るようにしています。

誘引は枝が柔らかいうちがおすすめ
新しく伸びた枝は柔らかく、誘引しやすい時期です。
ただ、柔らかいうちでも曲げると「ポキッ」と折れることがあります。
私も何度も折っています。
でも心配はいりません。
剪定すれば、いくらでもやり直せますし、新しい枝もどんどん伸びてきます。
モッコウバラは、そのくらい気楽に付き合える植物です。

花がらや虫は気になる?
花がらはとても小さいので、我が家では掃除をしたことがありません。
気が付くと自然になくなっているため、特に気になったことはありません。
虫もそれほど多くありません。
開花時期も、ハチやチョウがあまり来ない印象です。
私としては、もっと遊びに来てくれてもいいのですが。
長年育てて分かったこと
モッコウバラは、細かく管理する植物というより、伸びる力を上手に利用する植物だと思っています。
毎年、花後にしっかり剪定し、その後はシュートを整理しながら少しずつ誘引する。
それだけで毎年すばらしい景色を見せてくれます。
剪定や誘引は「作業」ではなく、来年の春の景色をつくる時間なのかもしれません。
毎年少しずつ手を掛けながら、理想の景色へ近づいていく。
それも、モッコウバラを育てる楽しみの一つだと思っています。
モッコウバラシリーズ
モッコウバラについては、実体験をもとにシリーズで詳しく紹介しています。
もっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
① モッコウバラガイト
② モッコウバラを垂らしてみた
③ モッコウバラは目隠しになる?
④ モッコウバラでアーチを作ってみた
⑤ モッコウバラの剪定・誘引・管理(当記事)
⑥ モッコウバラを挿し木で増やしてみた


