我が家の第二ガーデンは、第一ガーデンから約3m高い擁壁の上にある、細長い庭です。第一ガーデンから見上げる景色と、二階から見下ろす景色の両方を楽しめるよう、植物の種類や配置を考えながら整えてきました。
テーマは「黄金」。黄金マサキやゴールデンモップ、春に咲くミモザなどを組み合わせ、一年を通して明るい景観を楽しめる庭を目指しています。
限られたスペースですが、季節によって表情が変わり、蝶などの生きものも訪れます。この記事では、第二ガーデンの特徴や植栽、四季の見どころ、現在の様子を写真とともに紹介します。
擁壁の上にある細長い第二ガーデン
第二ガーデンは、細長い形をしたガーデンです。限られた奥行きを生かしながら、立体感のある景観づく第二ガーデンは、横幅約10〜11m、奥行き約1.8mの細長いスペースです。手前の約80cmがコンクリート部分、奥の約1mが土の植栽スペースになっています。
奥行きは限られていますが、第一ガーデンとの高低差を生かすことで、庭全体に立体感が生まれます。植物を単独で眺めるだけでなく、第一ガーデンの背景として楽しめることも、この場所の特徴です。
第一ガーデンから見上げる景色
第一ガーデンから見上げると、擁壁の上に植物が並び、庭の背景をつくってくれます。特に春は、ミモザの黄色い花が目を引き、擁壁から垂れ下がるモッコウバラも景観を彩ります。
擁壁は高さ約3mありますが、植物を上から垂らすことで、第一ガーデンとのつながりを感じられる景色になっています。


二階から見える景色
二階から眺めると、第一ガーデンから見上げたときとは違い、植物の配置や葉色の組み合わせがよく分かります。
細長いスペースにさまざまな植物が並び、黄金マサキの生垣やゴールデンモップなどが景観のアクセントになっています。花が咲いていない時期でも、葉色や樹形の違いを楽しめるようにしています。

第二ガーデンのテーマは「黄金」
お気付きですか? 第二ガーデンには、花や葉が黄色や黄金色になる植物が多いのです。
庭のテーマは「黄金」。花が咲く季節だけでなく、一年を通して明るい景観を楽しめるよう、葉色にも注目して植物を選んできました。
ただし、すべての植物を黄金色でそろえているわけではありません。緑の葉や、季節によって咲くさまざまな色の花も組み合わせながら、庭全体のバランスを考えています。
黄金マサキ|庭の景観を支える生垣
黄金マサキは、第二ガーデンの景観を支える中心的な植物です。2017年から植栽を始め、現在はおおむね高さ約2mまで成長しました。
第二ガーデンの奥には墓地があり、以前は木製フェンスで目隠しをしていました。しかし、フェンスが老朽化して崩壊したため、黄金マサキの生垣へと切り替えてきました。
黄金マサキを選んだのは、一年を通して葉を楽しめること、庭が明るく見えること、丈夫で育てやすいことなどが理由です。現在も目隠しとしては十分ではありませんが、黄金色の葉が連なる生垣は、庭の景観をつくる大切な存在になっています。
黄金マサキの魅力や育て方、実際に育てて分かったことは、黄金マサキ ガイドで詳しく紹介しています。
また、植物で目隠しをする方法やフェンスとの比較については、庭の目隠しの考え方も参考にしてください。

ゴールデンモップ|一年を通して楽しめる葉色
ゴールデンモップは、細く垂れ下がるような葉が特徴的なコニファーです。黄金色の葉が庭のアクセントになり、花が少ない季節にも明るさを添えてくれます。
黄金マサキとは葉の形や樹形が異なるため、同じ黄金系の植物でも違った表情を楽しめます。こうした葉の形の違いも、庭全体の景観を考えるうえで大切にしています。
ミモザ|春の第二ガーデンの主役
春になると、ミモザが鮮やかな黄色い花を咲かせます。第二ガーデンの中でも特に存在感があり、開花すると庭の雰囲気が大きく変わります。
花の時期だけでなく、細かな葉がつくる柔らかな景観も魅力です。黄金マサキやゴールデンモップとは違った葉の形が、庭に変化を与えてくれます。
我が家では小さな苗から育て、現在は剪定しながら大きさを管理しています。ミモザの魅力や育て方、成長の様子については、ミモザ ガイドで詳しく紹介しています。
モッコウバラ|擁壁から垂らして楽しむ
モッコウバラは、擁壁から垂らすように育てています。春に花が咲くと、擁壁の上だけでなく、第一ガーデンから見上げた景色も華やかになります。
高低差のある場所だからこそ楽しめる植栽の一つです。植物を上に伸ばすだけでなく、下へ垂らすことで、限られたスペースでも立体的な景観をつくれます。
モッコウバラの特徴や育て方、我が家での楽しみ方については、モッコウバラ ガイドで紹介しています。

四季を通して変わる第二ガーデンの表情
春|黄色い花が庭を彩る
春は第二ガーデンが一年で最も華やかになる季節です。ミモザやモッコウバラが咲き、黄金マサキやゴールデンモップの葉色とともに、明るい景観をつくってくれます。
ユキヤナギやウンナンオウバイなども春の庭を彩る植物です。開花時期や花の形が異なる植物を組み合わせることで、春の景色にも変化が生まれます。

夏|緑と蝶を楽しむ
夏は植物の葉が茂り、春とは違った景色になります。ミモザの繊細な葉や、さまざまな植物の緑が庭を彩ります。
また、ブッドレアにはアゲハ蝶が訪れます。第二ガーデンでは紫色の花が黄金マサキやゴールデンモップの葉色と対照的で、夏の景色を引き立ててくれます。
以前育てていた白いブッドレアは2025年の猛暑で枯れてしまいましたが、紫色のブッドレアは引き続き育てています。植物だけでなく、蝶が飛び交う様子を楽しめることも、この季節の魅力です。
ブッドレアの特徴や育て方、実際に蝶が訪れた様子については、ブッドレア ガイドで詳しく紹介しています。

秋|落ち着いた景色と黄金色の葉
秋になると、春のような華やかな花景色から、葉色を中心とした落ち着いた景色へと変わります。
黄金マサキやゴールデンモップの葉色は、この季節にも庭のアクセントになります。花だけに頼らず、葉の色や形を楽しめる植物を取り入れているため、季節が変わっても見どころが残ります。
冬|常緑植物が庭を支える
冬は花が少なくなりますが、黄金マサキやゴールデンモップなどの常緑植物が庭の景観を支えてくれます。
季節によって葉を落とす植物もありますが、常緑植物を中心にすることで、冬でも緑や黄金色を楽しめる庭を目指しています。雪が積もったときには、普段とは違う静かな景色を楽しめることもあります。

第二ガーデンが現在の姿になるまで
第二ガーデンは、最初から現在のような観賞用の庭だったわけではありません。
2012年頃はクズや笹などが茂る荒れた場所でしたが、少しずつ取り除き、芝生を張って庭として利用するようになりました。その後、2014〜2016年頃にはレタスやトウモロコシなどを栽培する家庭菜園として活用していました。
2017年から黄金マサキを植え始め、木製フェンスの崩壊と撤去を経て、生垣づくりを進めました。2020年以降は観賞用の植物を増やし、現在の第二ガーデンへと姿を変えてきました。
家庭菜園から観賞用の庭へと変わる中で、植物の種類や配置も何度も見直しています。こうした変遷や試行錯誤については、別記事「第二ガーデン誕生物語」で詳しく紹介する予定です。
現在の整備状況とこれから
第二ガーデンは現在、約9割完成しています。植栽の大まかな構成は固まっていますが、通路にはまだ整備できていない部分があります。
植物も成長を続けているため、庭の姿は少しずつ変わっていきます。ジャノメエリカは思い切って強剪定しており、今後どうなるか様子を見ているところです。
また、シマトネリコなどの成長する植物についても、庭全体のバランスを見ながら管理しています。限られたスペースだからこそ、植物を増やすだけでなく、大きさや配置を調整することも大切だと感じています。
これからは通路の整備や植栽の見直しを進めながら、より美しく、管理しやすい庭にしていきたいと考えています。
まとめ
擁壁の上にある細長い第二ガーデンですが、第一ガーデンから見上げたり、二階から見下ろしたりと、さまざまな角度から景色を楽しめる場所になりました。
黄金をテーマにした植物たちが、春の花、夏の緑と蝶、秋の葉色、冬の常緑の景色と、季節ごとに違った表情を見せてくれます。
まだ整備途中の部分もありますが、庭は一度つくって終わりではありません。これからも植物の成長や季節の変化を楽しみながら、第二ガーデンを少しずつ育てていきたいと思っています。

